
レーシングと違い手術のリスクがありませんし、コンタクトレンズ装用を中止したら元の状態に戻ります。
オルソケラトロジーとは
就寝時に特殊なカーブのコンタクトレンズを装用することで角膜形状を変化させ、レンズをはずした後の裸眼視力を改善させる治療法がオルソケラトロジーです。
オルソケラトロジーレンズは、角膜前面の形状を矯正することで光の焦点を網膜上に結ぶようにします。就寝時に装着することで、起きてからレンズを外しても角膜形状は一定時間維持されるため、日中の裸眼視力が改善します。
当院のオルソケラトロジーレンズ
当院では、アルファコーポレーション社の「オルソ-K」というレンズを採用しております。このレンズは、国内で初めて医療機器として認可を受けたオルソケラトロジー用のレンズです。
高い酸素透過性
酸素をたっぷり通す素材ですので、瞳への負担が少なく、安心して就寝時に装用できます。
耐破損性に優れた素材
外部からの衝撃に対する対破損性に優れています。しなやかに曲がるため、割れなどの破損を防ぎます。
日本人の角膜形状に合わせて開発されたデザイン
欧米で使われているレンズよりサジタルデプス(コンタクトレンズのカップの深さ)を浅く設計し、日本人の角膜形状に合わせています。また、度数が強くても中心部への圧迫を抑えるデザインになっています。角膜への吸着を防ぎ、レンズの動きにより涙液交換も良好に行えます。
レンズの寿命は2~3年であり、その際に角膜を計測し直すことでより適したレンズの処方を受けられます。
オルソケラトロジー治療をおすすめしたい方
若年層
オルソケラトロジー治療には、近視進行の抑制効果があると言われています。近視が進行しやすい成長期は、角膜も柔らかく、オルソケラトロジー治療の効果が現れやすい時期でもあります。
できるだけ眼鏡やコンタクトレンズの使用を避けたい方
職業によって眼鏡などの使用が難しい方、コンタクトレンズに違和感がある方におすすめできます。
花粉症など軽いアレルギーがある方
日中は裸眼で過ごせますので、いつでもすぐに点眼できます。
スポーツに熱中されている方
眼鏡やコンタクトレンズを使わずに視力回復した裸眼で思い切りスポーツに打ち込めます。
レーシック手術に抵抗がある方
手術には麻酔や感染症、合併症、後遺症などのリスクがゼロではありません。オルソケラトロジー治療は手術のリスクがなく視力回復が見込めますし、コンタクトレンズの装用を止めれば角膜はやがて元に戻るので安心、安全です。
オルソケラトロジー
オルソケラトロジー
片眼 | 81,000円 |
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両眼 | 162,000円 |
保険料
片眼 | 2,500円 |
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両眼 | 5,000円 |
オルソ関連品
品名 | 価格(税込) |
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02セプト(ケア用品) | 1,405円 |
ティアーレ(防腐剤フリーの装着液) | 760円 |
SPスポイト(オルソを外す時に使用) | 760円 |
デーリーケアソリューション | 700円 |
アルファコーポレーションスポイト | 1,050円 |
紛失・破損した場合(保険がない場合)
片眼 | 48,600円 |
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両眼 | 97,200円 |
保険料
片眼 | 2,500円 |
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両眼 | 5,000円 |